対人恐怖症の人がやってはいけないこと

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対人恐怖症が悪化して、外に出るのもこわかった時期があります。

当時は人とすれ違うだけでもストレスを感じていたので昼間はお部屋でじっとして、ひと目が気にならない夜になると少しだけお散歩をするという生活をしていました。

今はあの時と比べるとメンタル面はかなり良くなっています。

 

自己視線恐怖症はまだ治っていませんが、それでも人と接するのが楽しいと思えるようになるまでには回復しました。

 

過去を振り返ってみると、

「あれのせいで対人恐怖症が悪化したな…」

と思うことがあります。

 

その時の経験から、対人恐怖症の人がこれはやってはいけないと思うことをまとめてみました。

 

 

 

 

対人恐怖症の人がやってはいけないこと

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あくまでもわたしの経験に基づいた対策ですので、ご自身の調子を優先にした上で参考にしてみてください。

 

①人と接するお仕事はNG

人と接するお仕事をするのはできるだけ避けたほうがいいと思います。

 

というのも、わたしは接客業のアルバイトをしていた時期に脇見恐怖症が発症してしまったからです。

もちろんバイトだけが発症の原因ではないと思いますが、あの時すぐにバイトを辞めていれば発症は免れたかもしれない。

 

対人恐怖症者にとって人と接するのは苦痛に感じます。それがお仕事だとなおさらです。

接客業だとクレーム対応は避けて通れません。

精神的にタフな人ならいいのですが、対人恐怖症の傾向がある人はこれがきっかけで余計に症状が悪化してしまう可能性があります。

わたしの場合はバイト先でのクレームが多く、ストレスが積み重なり、人と接するのがこわいと思うようになってしまいました。

 

こんなお仕事は止めたほうがいい

営業、コールセンター、飲食店、スーパーのレジなどはやめたほうがいいです。

 

ただ、対人恐怖症を持つかたの中には「接客だと堂々とできる」とか「電話対応だけだと問題ない」という人もいるようです。

 

自分の症状と向き合って、問題なさそうであればやってみるのもアリだと思います。

 

②無理に会話に加わろうとするのはNG

「対人恐怖症を少しでも改善したい」と思い、新しい職場で無理やり会話に入ろうとしたことがあります。しかし失敗してしまいました。

「対人恐怖症じゃない人は初対面でも普通に話せるんだ」「もっと明るくいかなくちゃ…」そんな風に思っていましたが、それは大きなまちがいでした。

なにかの記事で、誰でも少しくらいは対人恐怖症を持っているというのを見かけたことがあります。

たしかに、その通りかもしれません。

とくに日本人はシャイな性格をしてるので、対人恐怖症でなくても、初対面と打ち解けて話せるという人はあまりいないと思います。

中には初対面であっても気軽に話せるという人もいるかもしれませんが、ふつうは自然な会話ができるようになるまである程度の時間が必要です。

 

しかしわたしは「症状を治したい」という強い思いがあったせいで、初対面でも無理やり会話に加わろうとしてしまいました。

はたから見るとあきらかに不自然だったと思います(笑)

会話がうまくいかなかったので、これで余計に自信をなくしてしまいました。

  

自然体を心がけるようにする

無理に会話に加わろうとするのはやめて自然体を心がけるようにしたら症状がマシになりました。

対人恐怖症の人が常に自然体というのは難しいことなのですが^^;

とりあえず、話したい時に話す、でOKです。

 

③家に引きこもるのはNG

「対人恐怖症だから外に出るのがこわいし、ストレスを感じる」という気持ちはよくわかります。

しかし家に引きこもってばかりいるというのはあまり良くありません。

というのも、引きこもってばかりいると、外に出るのがどんどん怖くなってしまうからです。

 

自然の中を散歩すると気分が良くなる

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わたしは症状がひどかったときは夜しか外を出歩けないこともありましたが、このままだと症状が悪化しそうだと感じ、無理にでも昼間に外出するようにしました。

人混みは避けるようにして、緑のある公園や人気のない道を散歩するようにしていたら、かなり気分が良くなりました。

やはり人間にとって陽の光を浴びることはとても重要のようです。

陽の光を浴びるようにすると、部屋にこもっているよりも外に出るほうが健康的で気持ちいいと感じるようになります。

 

④「対人恐怖症だ…」と思い込むのはNG

対人恐怖症の人が自身を「対人恐怖症だ…」と思い込みすぎるのもよくないです。

わたしはもともとは対人恐怖症ではなく、脇見恐怖症という神経症を患っていました。自分の視線が気になってはいましたが、対人恐怖症というほどではなかったです。

自分が対人恐怖症であると知ることになったきっかけは医師による診断です。とはいえ実感はありませんでした。

 

医師に対人恐怖症だと診断されて症状が悪化した話

しかし病院に行くたびに対人恐怖症であることを告げられ、次第に「わたしは対人恐怖症なんだ…」と強く思い込むようになってしまいました。

仲良くしていたお友達と接するのも怖くなってしまいます。

自分が対人恐怖症だと思い込むことで余計に症状が悪化してしまったというわけです。

もちろん症状が悪化する前に医師やカウンセラーに相談するのは間違ってはいないと思います。

けれどわたしの場合は失敗してしまいました。行かないほうが良かったです。

 

周りからのレッテルは無視をする

ある人に

「医者が患者のことを患者と見た途端、患者は患者になる」

と言われたことがありますが、まさにそのとおりだと思います。

 

「あなたはこういう人間だ」というレッテルを貼られると、人はそういう人間になってしまいます。

周りからのレッテルは気にしないようにしましょう。

 

⑤不規則な生活はNG

不規則な生活は身体だけでなく、心の健康にもよくありません。

対人恐怖症が悪化したときのわたしは食事と睡眠を摂る時間がいつもバラバラでした。

毎日のように睡眠不足でしたし、食べ物はラーメンや缶ジュースばかりを摂っていました。

そういう生活をしているうちに「食事を摂ると動悸がする」という低血糖症の症状が現れてしまいます。

疲れやすくなり、思考力は低下。毎日やる気が起きませんでした。そんな時に「人と接したい」と思うことはなかったです。

 

最低限、食事と睡眠はきちんとする

わたしの場合は食事と睡眠を見直すことで身体の調子がかなり良くなりました。

寝不足が解消されただけで精神的にかなり元気になった気がします。

もちろんバランスの良い食事を心がけることもとても大切です。

 

⑥周りに急かされて行動するのはNG

対人恐怖症の人がやってはいけないと思うことが、周りに急かされて行動をするということです。

対人恐怖症は自分ひとりの問題ではなく、周りの人にも迷惑をかけてしまうかもしれません。

そんなとき周りから「甘えてる」とか「真剣に将来を考えたほうがいい」とか「どうせまた仕事を辞める」などと言われると、得体のしれない焦りが生まれます。また、自分のことは誰もわかってくれないという気持ちにもなります。

実際、わたしは家族や親戚からそういうセリフを言われたことがあります。

自分でもどうにかしたいという気持ちがあるのにどうすればいいかわからない。一睡もできずに朝をむかえるということはよくありました。眠れないのはとてもつらかったです。

 

対人恐怖症の人は周りの評価を極端に気にするところがあります。だからこそ言われたことをスルーできず、むしろ周りにとってのいい子ちゃんを演じようと無理して行動を起こそうとするかもしれません。ですがそれはNGです。

 

自分のペースを守る

周りに「甘えてる」などと言われたらどうしても気にしてしまいますが、言われてしまったことは仕方ありません。眠れなくても仕方ありません。

この辛い、悲しい、苦しいという気持ちが永遠に続くということはないです。どれだけ短気な人でも四六時中ず~っと怒っていることは不可能です。それと同じで、ふとした瞬間に怒りはおさまっています。

そんな感じで自分の中のネガティブな感情が消えることがあります。そういう時に自分のペースで少しずつ行動を起こしていけばいいのです。

わたしの場合は対人恐怖症が悪化した原因に食事があると判断したので、まずは一日の食事を見直すことからはじめました。

周りに急かされて焦る気持ちもありましたが、自分のペースで改善する方法を考え、実行することで、かなり回復することができました。

周りのいうことは無視して、自分のペースで行動することが大事だと思います。